梅雨の中休み
うっかりしていて10日も間が空いてしまいました。
今日は海外の洗濯物事情についてちょっと。
以前アメリカで生活していましたが、
貧乏な学生でなくても
多くの人がコインランドリーを利用していました。
アメリカに行く直前は、東京のアパート暮らしでしたが
コインランドリーを利用していたので全く抵抗なしでした。
当時東京ではたいていのコインランドリーは銭湯に付随していました。
風呂がないアパートのときは入浴後、洗濯も終わっていて合理的でした。
が浴室付きのアパートに引っ越してからはその間の時間つぶしに工夫が必要でした。
ところがアメリカではコインランドリーが生活に根ざしており
待合スペースには、テーブルと椅子、雑誌などが備えてありました。
学生は勉強したり、手紙を書いたり。
おばちゃんは雑誌をみたり、おしゃべりしたりと
ちょっとした社交場でした。
その後洗濯物をアパートに持ち帰って干しますが・・
なに、乾燥機は使わないの?
そうなんです。
貧乏でしたから節約していました。
寒くて長い冬は暖房が完備だったので室内干しOK。
ほどほどの加湿効果があります。
冬以外で天気がいい日は裏庭に干していましたよ。
ロープを木の枝に結びつけたりして、のどかでした。
経済性だけでなく、やはり日本人のDNAでしょうか
天気のいい日に洗濯物を干さないのは
もったいないという感覚が刷り込まれていたのでしょうね。
隣に住んでいた韓国人の家族も同様でした。
こんなとき同じアジア人としての親近感を感じましたね。
たまにカレーを作ったりすると、その韓国の家庭の小学生くらいの男の子から
今日はカレーってうらやましがられたりしました。
キムチの作り方を教えてもらったり・・・
7月になりました。
まだまだ梅雨は明けそうにもありませんので
洗濯物シリーズは続きます。
私は家事の中でも洗濯は決して嫌いではありません。
その中で何が面倒かというと
取り込んだあと 畳んで片付けることでしょうか。
少しでもその手間が省けるような設計を心がけていますが
簡単お勧めは ハンガー トウ ハンガーでしょうか?
それって何よ そう、今日7月2日は 何(なに)の日 らしいですが・・・
Tシャツやカッターシャツ、などいわゆるシャツ類は
きれいに畳むのが面倒ですよね。
そこでできるだけハンガーパイプをたくさん作っておき
ハンガーに干したまま、乾いたらクローゼットに直行するというスタイルを言います。
この作業が可能になってからというもの取り込み作業が半減しました。
ただやたらとハンガーが必要になるので
私はクリーニング屋さんの物を利用しています。
ワイヤータイプのハンガーより肩の部分がきれいに収まります。
でもあまりに便利で年中ハンガー暮らしをしているシャツ類もありますが
これはさすがにちょいとかわいそう。
肩が怒って いかり肩になってします。
シーズンオフはやはり休養が必要ですが
この方法に賛同される主婦の方は多いですよ。
30年ほど前
アメリカで生活したときに感激したものの一つに
リネン庫 があります。
バスルームから出たところの廊下の部分に
巾90センチ奥行き3~40センチほどのスペースで
両開きの2メートルほどの扉を開けると棚が30センチ間隔でずらりとありました。
ここにタオルやシーツなどを入れておきます。
その他、薬箱とかこまごまとした家庭雑貨を入れるのにも
本当に便利でした。
その経験があって最近は家族の下着入れとして提案しています。
先日洗濯物は取り込みが大変と書きましたが
恥ずかしい話我が家では洗濯物を家族ごとに別けて畳んでおいても
娘たちはそれをなかなか自分のタンスに入れません。
下手をするとそこから着替えを探すという体たらく・・・
夫の方がちゃんとやっていました。
その話を皆様にすると、
「そうそう」 と賛同される方続出です。
そこで家族の洗濯物をまとめて収納できるこんな棚があると
主婦は楽ですよと進めています。
理想は洗濯物を取り込んで畳めるカウンターが在り
そのすぐ近くにこのリネン庫をつくる
しかも浴室の近くなら
ここから各自着替えを取り出して いざ入浴。
外国製のドラム式の洗濯機を使われるのでしたら
カウンターの下に組み込めるので
一石二鳥です。
ただしこのリネン庫は浴室の手前の脱衣室内は要注意です。
意外と湿気るので
朝、出勤時に雨が降っている日は気が重いですね。
晴れていても夜までもつかしらと迷いつつ
洗濯物の干し場を考えます。
こんなときサンルーム型の物干し場があるのは本当に幸福
ささやかな夢です。
そうかといって今日のように雨が上がって天気が回復した日は
もったいないなーとこれまた憂鬱
洗濯物は干し場も大事ですが
以外に忘れがちなのは乾いたものの取り込みです。
仕事を持っている人はまずは台所に直行
洗濯物の取り込みはその後で
家庭にいる人も小さな子供がいれば
やはり空腹を満たすことが最優先されます。
また冬場は夕方4時過ぎるとそれ以上乾かないので
いずれの場合も
とりあえず取り込むということになりますね。
寝室の外のベランダに干している場合は
ベッドの上にほり投げておいて後でゆっくり畳む事が可能です。
もしこれがリビングの外のベランダであったら
ソファーの上に置くかそれとも床に置くか
あるいは寝室かタタミの部屋まで持っていくのか・・・
いかがですか?
我が家にはサンルームはないけれど
これに勝るとも劣らない便利な空間があります。
2階の寝室と子供室の間の廊下で
ここに収納と広いカウンターテーブルがあります。
我が家の紹介ページの6番の写真です。
プランもあるので参照してください。
このカウンターの上にタオルやパンツ類を置き
反対側の収納の枠に小物干しなどを掛けておきます
時間が取れたらこのカウンターの上で畳み仕分けしておきます。
写真ではパソコンが写っていますが残りの部分で十分です。
こういうなんでもないカウンターは本当に便利です。
その他の便利な使い方はまたいつか。
ラジオで今年はレイインブーツが大流行と言っていました。
そうなんです。
ファッションのことは詳しくはないですが
アウトドアウエアのメーカーのものでおしゃれなものがここ数年出回り
それに火がついたようです。
雨の日も前向きに考えればまた楽し という考えは
住宅においても採用可能です。
実は私も独身の頃 今はやっているようなレインブーツを履いていました。
実用的なダサいものではなく シンプルでおしゃれなものでした!
その当時はそれほどたくさんの人が履いているという印象は在りませんでしたが・・・
雨の日曜日はレインブーツをたっぷり観察できラジオの話題に納得できました。
昔と比較して洗濯物の傾向も変わったなと思うことにバスタオルがあります。
30年位前はバスタオルは1枚を一家で、しかも何度も使ったような記憶があります。
何時の頃から毎日お風呂のたびに一人1枚使うようになったのでしょうか?
勿論個人差はありますが気になります。
たまに施主の方にバスタオルはどうしていますか・・・?
という質問を投げかけてはひそかに調査していました。
最近は洗濯機が大型化し洗うことはそれほど苦になりません
が 物干し場にとっては大問題です。
お母さんたちはひそかに苦労されていることと察します。
娘の所に泊まりに行った折,彼女が小ぶりのバスタオルを使っておりました。
これは最近流行の北欧の安くておしゃれと評判の店のものでした。
サイズは一般のフェイスタオルより一回り大きく普通のバスタオルの2/3くらい
中央あたりにフックに引掛けられるようなテープがついていました。
生活のスタイルの違いでしょうね、なかなか優れていました。
日本のメーカさんも
このあたりの実情を考えた商品開発をして欲しいものです。
日本の場合、贈答品の人気商品にタオルがありますが
一見豪華で実は安いというものはサイズはそのままで薄さで調整しています。
が サイズでは何かに引っかかるのでしょうかね?
まあ、取りとめもなく、 こんなことをグダグダ考えるのは
設計者のさがでしょうかしら・・・・