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タタミベッド

誰が名づけたか知らないけれど

誰もが知っている 

タタミベッドとは?



タタミで寝るか  はたまた ベッドで寝るか

これは日本人にとってはいつも大きな問題

私たちも迷いました。

安物のベッドはクッションが悪く、あのやわらかさがいや

かといってタタミの部屋では布団の上げ下ろしがいや

じゃーどうするの?

万年床ができるタタミが理想ということになり

タタミに寝るけれど、それは和室ではなく

洋室で  ということになりました。

そこで3畳ほどのたたみをしいたベッドをつくることに

居酒屋の小上がり席のようなものですね。

家具としてつくるととっても高価になるので 大工工事で

普通の敷布団を敷き、カバーのしゃれた掛け布団をかけると

誰もがそこにタタミがあることに気がつきません

しかもアメリカのキングサイズ並みの広さがあるので

子供が一緒でもOK

とっても安上がりでした。

ある時、家を建設中の知人が訪れ

このベッドにいたく感心しました。

家の設計はもう必要ないけれど 、このベッドはいただきねと

ちゃっかりまねしました。

彼女に教えられ新たな発見もありました。

それはベッドのように下に埃がたまらないから

お掃除が  楽 ・ら~く!!

それ以降 このベッドに興味のある人に

お掃除が楽ですよ  と最後の一言で 決定になりますね。
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ちょっといいもの

腕時計の電池が切れて ふと思い出して

古い手巻きの時計を使ってみました。

大学入学のお祝いに伯母からもらったものです。

何とか使えるようですが、不安があったので時計工房でオーバーホールしました。

時計職人のおじさんいわく・・・

「懐かしい、セイコーのものだね、 (実は1970年製)

ちょっといいものは長く使えるね、大事にしてね。」

一時 古臭いと感じ、使わなかったけれど、 今見るとなんだか新鮮!

明治生まれの伯母は裕福ではなかったけれど

何か買う時はその場限りの安物ではなく、ちょっといいものを買っていたようです。

ちょっといいものというのは

贅沢ではないけれど、必要と思われる素材と機能にはお金を惜しまないもの

この頃、何度となくこの意味を考えていることが多いことに気がつきました。

ひょっとしてこれは私たちの建築理念と同じではないかと

つまり、基礎や構造体などベーシックなものは惜しまない

仕上げ材は贅沢で豪華なものは使用出来なくても

たとえば床材ならランクが下であっても無垢材を。

壁や天井は漆喰が使えないとしても、間違ってもビニールクロスは使わない

つまりは平たく言えばペンキ塗装

プランニングにはじっくり時間を掛けて・・・と

そういう理念の住宅は15年、20年たった頃

その真価を発揮します。

もちろん、工務店の理念と職人さんの丁寧な仕事抜きには考えられませんが。




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