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エアコンの思い出

我が家の貴重なエアコンが3年ほど前にダウンしました。

エアコンを壁にただ取り付けるのはいやだったので
テレビを置く家具に組み込んでいました。

いわゆる床置きタイプです。

15年以上もたっているので
きっと同じものはないだろうとカタログを見る前から
あれこれ取り付け方法を考えていました。

どうもどの方法もぱっとしないなと 悩んだ末、

とりあえず見てみるかと最新版を取り寄せて・・・

驚きました。

なんと同じものがあるんです。

ドイツ製ではないですよ、日本のM社製です。

もう感激して、すぐにお願いしました。

取り付けの人に聞いたら
床置きタイプはそういうこともあるので付け替えられるように
外形はそのままにして、内部だけマイナーチェンジしているんだよ!

正解

・・・・・

その後エアコンは劇的な変化を遂げ
小さく、薄く、おしゃれになってきました。

最近はちょっと過剰と思えるほど
勝手にお掃除するとか
空気がきれいになるとか  余計な機能がいっぱいついています。

私たちが欲しいのはシンプルで空間を邪魔しないものなんだよ!

建築家の多くはちゃんと家具の中に組み込んでいますね

私たちもたまにやりますが、ガラリのデザインがまずいと
トラブルの原因になるんで非常に気を使います。

それから配管も見せないように
今も悩みは続いています。
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環境にやさしい家って?

20年くらい前、 家を建てようということになりました。
その当時も環境のことは気になっていましたが
今ほど騒がしくなかったように思えます。

別に環境にやさしい家を建てようとか言う気持ちはなかったけれど
自分たちの身の丈にあった家がいいなと思っていました。

設計事務所の経営は大変で決してお金にゆとりがあるわけではないので
できるだけ維持費のかからない家が良いな くらいの発想です。

今でこそ各部屋に1台のエアコンは珍しくもありませんが
その当時住んでいたアパートにエアコンはありませんでした。
近所の人たちをみてもせいぜいリビングに1台あればいい方でした。

今振り返って、自分でも驚いたのですが
たった20年ほど前なのに
このエアコンの普及状況は驚異的ですね。

太陽光発電も床暖房も 夢のまた夢でしたね。

とにかく光熱費をかけない  こと

というかそれほど知恵もないし、そういう設備もまだ開発途上だったので
本当にプリミティブな方法しか出来ませんでした。

駆け出しの私たちができることは
きちんと庇のある、どうってことない普通の家でした。

せめて断熱材は入れようよということくらい。

少し前まで、ろくに断熱材も入ってない家が普通でしたので
それでも大進歩でした。

前回書いた壁面緑化は本当に偶然の賜物
いかにもそれらしく、計画的に見えるかもしれませんが
自分たちのやっていることって
こんな程度なんでしょうか?

でも考えようによっては
家ってそういうものかもしれません。

ハイテクでデザインがよくて何とか賞をもらって・・・
それがいい家なのかどうか?

たかだか20年でこの変遷ですよ。

いったい200年住宅ってどういう発想なのか
逆に心配になってきます。

壁面緑化っていいの?

梅雨が終わったら猛暑というのがここ数年のパターン

どっちが良いのかわからなくなります。

我が家はここ何年か勝手に生えてきた夏ツタで
昨今 流行の壁面緑化になっています。

確かに涼しいです。間違いなく。

ただ無計画なので外壁にとって良いのか悪いのか?
深く考えると不安になります。

北西の角から始まり、今では建物をほぼ1周しました。
西面と北面はほぼ完璧に覆われています。

一般的には夏の夕方、西側の部屋のほうが東側より
絶対的に暑いはずです  

西の部屋の方が圧倒的に涼しいです。

ほう・・・、これはすごいと思いました。

しかも以前は2階に上がると
むうっとした暑さに追われるようでしたが、
これがそれほどでもなくなりました。

何しろ我が家は今時偏屈なほどの
ローテク
エアコンはリビングのみ
和室は予備がありますが来客時以外は使いません。

その他は扇風機です。

このくそ暑い夏、窓を開け、扇風機を回しながら格闘していますが、
壁面緑化のおかげで何とかしのいでいます。

やせ我慢もあると思われますが、
どうもエアコンの効いた部屋で寝るという贅沢には慣れなくて。

汗にまみれふうふう言っていますが
意外と夏ばてはないですね。




有名建築の洗濯事情

ル・コルビジェの 「ユニテ ハビタシオン」といえば

はい! マルセイユですよね、南仏の。

ところがベルリンにもあるんですよ。

ベルリンはミース、グロピウス以外にコルビジェまで見ることが出来て
建築家のパビリオンのようなとってもお得な都市でした。

そこで何に感激したのか・・・・実はその集合住宅の洗濯室でした。

これはひょっとして増築部かもしれませんが
入口横の広いガラス張りの部屋でした。

クリーニング屋かと見間違うほどのマシーンが並び
中央付近には机や椅子、子供の遊ぶスペースまでありました。

アメリカのコインランドリーの比ではありません。

極め付きはシーツ用のローラー型のプレス機でした。
1メートル位の幅の2本のローラーの間にシーツを通すと
バシッとプレスされるという優れもの。

他にも様々なアイロン、プレス機がありましたが
このシーツプレスにびっくりして、あとははっきり覚えていません。

それぞれの家庭に洗濯機がなくても
協同で使えばプロ仕様のものまで利用できるのですね。

このベルリン旅行ではガイドさんが日本に留学経験がある女性でした。
私は、しつこく、ドイツの洗濯事情について聞きまくりました。

思ったとおり、集合住宅でも戸建でも地下室などがあり、
ベランダを物干しに利用することはなさそうでした。
何でそんなことを聞くのかと不審そうでしたが。

マルセイユの写真では屋上が物干しになっていたような記憶がありますが
違っていたかしら?
少なくとも各戸の素敵なベランダは
おしゃれなくつろぎスペースでしたよね。

いつか機会があれば 洗濯物特派員として

各地の情報を集めたいですね。


お天道様はありがたい

梅雨の中休み
うっかりしていて10日も間が空いてしまいました。

今日は海外の洗濯物事情についてちょっと。

以前アメリカで生活していましたが、
貧乏な学生でなくても
多くの人がコインランドリーを利用していました。

アメリカに行く直前は、東京のアパート暮らしでしたが
コインランドリーを利用していたので全く抵抗なしでした。

当時東京ではたいていのコインランドリーは銭湯に付随していました。
風呂がないアパートのときは入浴後、洗濯も終わっていて合理的でした。

が浴室付きのアパートに引っ越してからはその間の時間つぶしに工夫が必要でした。

ところがアメリカではコインランドリーが生活に根ざしており
待合スペースには、テーブルと椅子、雑誌などが備えてありました。
学生は勉強したり、手紙を書いたり。
おばちゃんは雑誌をみたり、おしゃべりしたりと
ちょっとした社交場でした。

その後洗濯物をアパートに持ち帰って干しますが・・

なに、乾燥機は使わないの?

そうなんです。

貧乏でしたから節約していました。

寒くて長い冬は暖房が完備だったので室内干しOK。
ほどほどの加湿効果があります。

冬以外で天気がいい日は裏庭に干していましたよ。

ロープを木の枝に結びつけたりして、のどかでした。

経済性だけでなく、やはり日本人のDNAでしょうか
天気のいい日に洗濯物を干さないのは
もったいないという感覚が刷り込まれていたのでしょうね。

隣に住んでいた韓国人の家族も同様でした。
こんなとき同じアジア人としての親近感を感じましたね。

たまにカレーを作ったりすると、その韓国の家庭の小学生くらいの男の子から
今日はカレーってうらやましがられたりしました。
キムチの作り方を教えてもらったり・・・


無精者の味方

7月になりました。
まだまだ梅雨は明けそうにもありませんので
洗濯物シリーズは続きます。

私は家事の中でも洗濯は決して嫌いではありません。

その中で何が面倒かというと

取り込んだあと 畳んで片付けることでしょうか。

少しでもその手間が省けるような設計を心がけていますが

簡単お勧めは ハンガー トウ ハンガーでしょうか?

それって何よ  そう、今日7月2日は 何(なに)の日 らしいですが・・・

Tシャツやカッターシャツ、などいわゆるシャツ類は

きれいに畳むのが面倒ですよね。

そこでできるだけハンガーパイプをたくさん作っておき

ハンガーに干したまま、乾いたらクローゼットに直行するというスタイルを言います。

この作業が可能になってからというもの取り込み作業が半減しました。

ただやたらとハンガーが必要になるので

私はクリーニング屋さんの物を利用しています。

ワイヤータイプのハンガーより肩の部分がきれいに収まります。

でもあまりに便利で年中ハンガー暮らしをしているシャツ類もありますが

これはさすがにちょいとかわいそう。

肩が怒って いかり肩になってします。

シーズンオフはやはり休養が必要ですが

この方法に賛同される主婦の方は多いですよ。

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