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東北の思い出

信じられないような大震災から 2週間たちました

この間、テレビの情報に釘づけで メッセージを発する気力もありませんでした

日を追うごとに新たな影響が明らかになり

この天災のすごさに 茫然自失のままです


東北のことを思うと涙が出ますが、私にとってすばらしい思い出を残してくれた

この地方のことに想いを馳せることで 

ふるさとを愛してやまない人々のすばらしさに改めて感謝の念を伝えたいとおもいました



学生の頃 2回も東北を旅しました

今で言えば青春18切符 の前身ともいえる 周遊券 というがありました

当時この周遊券を利用して北海道に行くのがはやっていました

彼らのことを世間の大人たちは「カニ族」と総称していましたが

リュックを背負って とぼとぼ歩く姿が、カニのように見えたのでしょうか?


みんなが北海道に行くなら 私は東北にしようと

10日間の東北周遊券で宮城県の松島に行きました

今どうやってもその前後に何処に行ったか覚えていないのですが この松島で周遊券切符をなくし

がっくり  一緒に行ったやさしい友人が

もう帰ろうよ と言ってくれて すごすごとリタイアー

この年の旅のことは本当に何も覚えていないのですが

松林の海岸で切符を探した事だけが記憶にあります


翌年メンバーを替えて再挑戦  今度は3人組でした

松島はパスして平泉の中尊寺など 奥の細道 をたどり

ひなびた三陸海岸や 下北半島 奥入瀬 男鹿半島 山寺・・・ と


この当時旅した場所をテレビで見るにつけ 想いがつのります


宿泊先は基本的にユースホステル  ない場合は 民宿か国民宿舎

当時の学生は これが普通

三陸海岸はユースがなく、民宿でしたが 素朴で優しかったおばさんのこと覚えています

東北地方は交通の便が悪く どうやっても宿にたどり着けないという場面がありました

女の子は野宿はまずいので やむにやまれずヒッチハイクもしました

思ったよりうまくいき・・・親切な人が多かったんですね 味をしめてしまいました


その後は周遊券とは別料金が発生する場合は少しでも節約と積極的にやってしまいました 

雨の奥入瀬では合羽姿で歩く貧乏学生を 

高級乗用車に乗せてくれた 会社の社長さんらしき人もいました

この旅のことは まだまだ ハプニングがあり 簡単に語りつくせませんが

今までいろいろ経験した旅の中でも一番の思い出です

行った時期がよかったのか  一緒の友人がよかったのか

それとも行った場所がよかったのか

それら全てのかけ合わせでしょうが  わたしの中には 東北のイメージが

この時点で作られたままです。




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昔の記事で失礼します

最近、暇を見つけては 少しずつ昔の資料を整理しています

別の言い方をすれば 見つけようと思わなくても 簡単に見つかるということかもしれません

暇をもてあますことに慣れていないし 仕事がないのは寂しいけれど 時々いいこともあります


15年位前 地元新聞の生活欄に 「住まいの質問箱」 というコーナーがありました

その回答者をやっていたことがあり

整理をしている中で そのときの原稿が幾つか出てきました。

読んでみると、なかなかいいことを書いているし、今と同じスタンスで書いているなと

此処に再掲載することにしました。

昔の記事は紙媒体だったので記録保存のためにも

・・・・・・・・・・・・

質問: 子供がこの春、小学校に入学します。子供部屋にと考えていたスペースは、今は夫が
    仕事場のように使っています。「子供に部屋を与えるのはもう少し先でいいのではないか」
    と言っていますので、迷っています。 -愛知県、会社員(32歳)

回答: 子供部屋を考える場合、

    子供の年齢に合わせて3つの時期を考えることをお勧めしています。

    幼児期(1~6歳)、学童期(小学生~中学1,2年生)青春期(中学3年~成人)です。
 
    幼児期の間は特に部屋として用意するより、家中が子供部屋となりうる期間です。
 
    大切なのは、親の目が行き届き、子供も親の存在を確認しながら遊べることです。

    子供は遊びの中からいろいろなことを学びますし、

    親は遊びを通してルールなどを教えます。

    学童期は、小学校入学を機に机や物が増えるなど、子供の状況が急に変ります。

    親は「部屋を用意しなければ」と迷いがちです。 しかし、部屋を与えたから

    といっても、勉強はそこでするわけでもなく、みんなが集まる居間のテーブルで

    することが少なくありません。本当に自分の机で勉強するのは

    5,6年生以降のケースが多いでしょう。

    この時期は、自分のスペースがあった方がよくなります。

    青春期は、個室の必要性がもっとも強くなる時期です。しかし、大学生になると

    下宿することもあります。

    こう考えると、本当に個室が必要な期間は案外短いということが分かります。

    子供部屋は、きょうだいの性別、人数、年齢差などの事情や親の考え方によって、

    いつ、どんな部屋を与えたらいいか、迷うものです。

    住宅事情は、それぞれの家庭によって異なります。 家族でよく話し合って、

    対応することが大事ではないでしょうか。


・・・・・・・・・・

この記事を書いていた頃は子供が丁度学童期だったと思います。 

限られた誌面でしかも一般論で書くとしたら

今 書いても、同じようなことを書くな と思いました。

その後 5,6年後には長女が、続いて次女も遠方の学校に行ったので家を出ました。

もし現在この記事を書くとしたら、子供がいなくなった場合の子供部屋の利用について

熱く語っていたかも知れません





    
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