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勝手な農業ボランティア 

今年ほど早春賦の歌詞がぴったりの年も珍しいかもしれない

ついつい口ずさんだが、今日あたりからは 本当の春の予感がしてきた


いつまでも冬だと思っていたが植物はしっかり春を感じているようで

11月に行った 梨畑の伐採作業 、暖かくならないうちにもう一度実行した。

11月は植物が冬眠に入る頃なので昔から植木の移植や伐採作業をするのは

知識としては知っていた が 

現実にその作業をしてみてよくわかった

梨の木にしてみれば隣の木が伐採されても自分はどうなるとの予測がつかなく

当然ですが

新しい枝が伸びて花芽がついていた

今回3月を狙ったのは 2月が寒すぎたのもあるけれど

11月に畑の所有者のおばちゃんが

我が家に杏の木があることを言ったら

杏に梨の木を接ぎ木したら と薦めてくれたから

その話を聞いたときは びっくりしたが おばちゃんいわく 可能らしい

種類の違う梨の木の接ぎ木はありうるがまさかとは思ったが

好奇心満々でチャレンジした

接ぎ木の仕方を教えてもらったが枝の皮のすぐ下の部分を

別の枝の皮をえぐって密着するらしい 

説明がうまくできませんが・・・

昨年 建築士会主催の 「いまさら聞けない木の話」 の講習を受けた時

講師の先生が 樹木は皮のすぐ下だけが生きていて

木の芯に当たる真ん中部分は死んでいる ということを思い出した

そういえば屋久杉など巨大樹木で木の中に 室 というか 洞 ができているのを

テレビなので見たとき、それでも生きているってすごいなーと感心していたが

その理由がわかって 納得したのだった

また梨の枝のどんな部分が適しているかも教えてもらった

花芽のついている枝ではなく 葉芽の枝でなければだめだよ とのこと


今回の伐採作業は 11月と違って 枝をつないでいた 鉄線が取り払ってあったので

作業がはかどった

私はチェーンソー部隊ではないので 今回はせっせと 薪 運び

薪がほしいと利害がはっきりしているが

畑の作業は楽しくて こういうのをひょっとしたら

農業ボランティア というのかなー と思いつつ

また機会があれば やってみたいと思った

あんなに働いた割には 月曜日も元気で出勤できました!!

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春はまだですか?

 ♪ 春は名のみの風の寒さや ~ ♪♪

3月になると、早春賦 の歌詞が自然に出てきます。

今年は寒さが厳しかっただけに

暖かさに 顔も思わずほころんできます。

こんな気持ちのいい書き出しの後、何を書くかでセンスが問われそう・・・

小雨の朝、久しぶりに徒歩通勤となった

通いなれた街の景色は感動もないが 中高校生のころの通学を思い出す


私は近所の公立中学には行かないで

たまたま合格した少し遠い中学高校一貫教育の学校に通った。

その学校は文武両道を目指しており、とてもユニークだった。

中学1年生の時は 自転車通学が許可されていたが

翌年、方針が変わり、さらに遠方に範囲が広がり

泣く泣く徒歩通学に・・・!

25分は確実にかかった。 

朝はできるだけ最短距離にしたいので 港の近くの工場が並んでいる道路を選んでいた。

工場の面白くもなんともないコンクリートの高い塀の立ち並ぶ道を

延々何メートルも歩くのは とても気分が重くなる

この頃の経験は 私にとって 大きな 反面教師 になっている。



話は飛ぶが、神戸の大震災の後、仮設で暮らす人たちの経験を聞きに行ったとき

近くの工場がサポートしてくれて助かったという話を聞いた。

その工場は道路に直接塀を建てるのは周りの住民に与える負の影響が強いので

少しセットバックさせ 塀と道路の間に植栽 をしていた。

この時、自分の中高校生のころのいやな経験が思い出され

住民に配慮する工場だからこそ、地震の後の支援体制もあったのだと 感激した!


朝は遅刻しないように、速足で工場の横を通っていたが

帰りはその心配がないので友人たちと商店街経由の道を帰った

その頃はアーケードのある商店街が充実していて

あっちへふらふら こっちへふらふら・・と

人間味のある街を歩く楽しさを味わった


そんなことを思い出しながらの通勤、

住宅街は 工場の塀よりはましだけれど

ブロック塀や間知石、擁壁の繋がる場所は 

やっぱりつまらない

配慮のある 外構デザインが少ないので 憂鬱な気分になり

早春賦 のそのあとの歌詞

「谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず」

とはちょっと違うが 楽しい気分はまだ早いと思う気持ちは 同じかも。 

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