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環境に配慮する住宅

7月は 人人ネットのリレーブログの当番だったので よろしかったら見てください


6月に 東京在住のドイツ人の女性建築家 Aさん設計のオープンハウスに行く機会があった

1月に講演会で聞いたことがきっかけで名古屋市内の住宅を見せていただけることになった

Aさんの住宅は以前から気になっていたが、それはドイツ人らしい環境への配慮という部分で

その他のデザインに関しては かなり大胆で男性的だなーという印象

しかもとても ドイツっぽい!  そりゃそうだ ドイツ人だもの

でも彼女が言うには (これは飲み会の席で聞いた話)

学校を卒業してからすぐに日本に来て仕事をしたので ドイツでの経験はないのよ

なのに なぜなの?  って聞かれ  それは 原体験があるからでしょう と答えた

建築に対しての教育は 大学での専門教育や先生や環境の影響がとても大きい。

実際の仕事で身につくことも多いけれど それまでの20年以上の経験はバカにできない

ということが この頃よくわかるようになった

子供のころの育った家庭や周りの大人 親の価値観 また その時代性 など

知らず知らずに受ける影響は計り知れない

3歳くらいの子供に何がわかるの? と疑問におもうが

それを言うなら 胎教ってなんなのよ になってしまう

不思議だが 最近 感じ入ることが多く ちょっと遅かったかなと後悔もする

で そのAさんの住宅だが  シンプルで大胆という印象

断熱材や、壁や床の仕上げ材、木製の窓枠などに とてもお金がかかっていた

ゴージャスではないけれど 建築コストのことを知っている人が見れば

坪単価が相当なもんだとわかる

そういうところがとてもドイツ人らしいゆえんであるが

当の本人は それは当たり前すぎで ピンとこないらしい (多分!)

ドイツ製品が 車にしても 家電にしても

見えないところに手間暇をかけているのは よく知られているが

建築ならばこうなるんだということがよくわかった

日本人の私としては 玄関とキッチンの在り方に 疑問があるが

家の中が見えても構わない、キッチンはいつもきれいにするものだ

という価値観ならば  それは ありだな  と思う

日本人として一番感心したのは クローゼットの仕上げ材

一面に桐の板が貼ってあったが空気が違うのが 一瞬にしてわかった

それは 一緒に見学していた人も気が付いていた

桐の箪笥というのは高級品で 大切な衣類の保管にはもってこい ということは

日本人なら誰でも知っているが 最近の住宅への応用はあまりないようだ

日本での桐の生産はよくわからないが 多分高級化していると思われるが

中国ではそういう価値観がないので 安価で入手できる

さっそく湿気が心配な納戸に使ってみようと思った
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北欧の椅子

このところ長く続く 北欧ブーム

あちこちで取り上げられているので いまさらという気もしないではない

前々回のブログで島崎先生のお話を少し書いたが その続きです

2時間にわたってのお話でどれもこれも 興味深い内容だったので どこから話すか・・・

前回はデザイナーも開発者も 生活者としての視点がある ということだった


当たり前のことだが、北欧の人たちにとっては 北欧デザインはブームではない 

日本人が本当に北欧のコンセプトを理解した上でのことなのか

ファッションの一つなのか 疑問に思う

1970年前後にも 北欧ブームはあった 

その頃建築を学び始めていたので いろいろと知識は得た

しかし1990年前後 いわゆるバブル のころは 北欧ものは少しださく見えた

イタリア系の華やかなデザインが一世を風靡していた

それもいつしかしぼんでの再びの北欧ブーム



北欧に限らずヨーロッパでは家具は 「一生使う」 「代々使う」 ということは割合普通 のこと

それは愛着を持って修理しながら使う ということになる

日本人にとって椅子やテーブル、ソファ などの家具は まだなじみが少ないが

最近の住宅事情で あまり聞かなくなった 嫁入り道具にとって代わって

いいものを長く使うという コンセプトが受け入れられているのか

それとも北欧のデザインそのものが 日本の住宅にあっているのか・・・


有名な北欧のデザイナーを例に挙げての話題にこんなことがあった

デザイナーにとって大切なことの一つに 自分のスタイルを作る ということ

あるデザイナーは 戦争中材料が少ない中で どうやって作るか 考え考え

古典を勉強することの大切さを知り そこでシェーカー教徒の椅子に原点を見出した

それは単なる形ではなく その信仰と道具との関係に 意義を見出してのことだった

かの有名なハンスウエグナー も その姿を見て 自分の規範にする家具は

中国の明の時代の古典を研究し チャイニーズチェアーという名作がうまれたらしい


先生の受け売りだけで ダラダラ 書いている自分自身に 少し疑問を感じるが

椅子に込められた情熱は とても深いものがあり

それは単に家具に限らす 建築にも 教育にも つながるものだと思った

時々目指すものが分からなくなるとき 原点に戻れる 何かがあるということは

とても強い と感じた 有意義な講義でした



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