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やせがまん も 美学かな

図書館よりブックオフが日常的になった

ここ1,2年名古屋市の近所の図書館に行っていないので何とも言えないが

蔵書に不満がある

5月に行った東京の目黒区の図書館は新しいということもあるが

蔵書のバリエーションに驚いた

税金の使い方はよくわからないが いろいろと難しいことがあるのだろうか・・!


最近ブックオフで入手した数年前の 「暮らしの手帖」に面白い記事があった

この本は 特集ものもいいが後半の読み物部分が味わい深い

少し以前のものでも 古さを感じさせないのは

編集の骨格がしっかりしているからだろう

先回書いたブログの後で こんな詩を見つけて

思わず にんまり  そのまま紹介しよう


「日本人らしいひと」 というシリーズで 阿久 悠 による

かつてあったやせがまん

悲しい時に 悲しいと言い

淋しい時に 淋しいと泣き

暑い時には 暑いと身悶え

寒い時には 寒いと文句を言う

それはそれ

素直な生き方といおうか

率直な表現の仕方だと思うか

でもそればっかりだとね

素直さも 率直さも

生き方といえないことになる

いちいち口に出して

ピイピイ言うようじゃ大人じゃないし

悲しい時には よくしゃべり

淋しい時には 静かがいいと言い

暑い時には きちんと襟を合わせ

寒い時には 薄着で粋がる

そんな人がかつてはいた

風流という言葉があって

日本人はこれが好き

夏でも 冬でも

風流だと楽しんでいたが

思えばあれはやせがまん

よくよく考えてみると

とてつもなく滑稽な

無意味なやせがまんだけれど

何か妙に可愛いし

いとしさもある

満たされない時代には

不足の分だけ風流にして

やせがまんを通してきたと思うと

文化だね 生き方だね

なんて思えてくる

やせがまん

あり余る現代の中で

それを考えるのも美学かもな
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環境に対応したい!

壁面緑化は確かに効果があると思う

灼熱のこの1週間 名古屋は37,8度だと思うが

1日家にいる日は別としても 毎日エアコンを入れるほどでもない

多少のやせ我慢と節約精神はあるかもしれないが・・・


つい最近竣工した住宅は 屋根の外断熱と遮熱の効果がばっちり

2階リビングの住まいだが、昔の家なら 

階段を上がると むわー と何とも言えない熱気に突入したものだが

それほどでもなかった  ほっと した


25年前に建てた我が家は それ以前のように断熱がない ということはないが

住宅金融公庫仕様をクリアーする程度の断熱対応

もちろん、屋根の外断熱はない  窓も シングルガラスだ

壁面緑化が進むまでは 夏の夕方家に帰ると 2階には上がりたくない 

でも洗濯物を取り込んだり、着替えたり と上がらざるを得ず、 涙ものだった 


余裕があれば 屋根を葺き替えるついでに外断熱にしたり、ペアガラスにしたりと

対策は可能であるが  まだ 手がつかない

その当時、住宅用のアルミサッシは 薄っぺらで安っぽいので

少し贅沢に ビル用のサッシを使用した

しかし、形状によっては網戸がなく また 窓の数も最小限に抑えたため

風通しは あまりよくない

が、昨今、後付プリーツ網戸という優れものができたので

何か所か 工夫して取り付けた

おかげで私のベッドは 配置を換えて 開け放った窓の恩恵を受けられる

しかも、この2,3年、特に進化した壁面緑化のおかげで

心地よい風が入るようになった  天国! 極楽!

我が家は壁面緑化だけでなく 庭の樹木もすごいことになっている

第1種風致地区で 十分な緑化が義務付けられているが

近所の家々は あまり法を順守しているとは思えない

最近、それにやっと気が付いたのか 名古屋市も 緑化法などを強化してきた

ちょっと遅きに失しているが まあいいか


昨日、東京と神奈川県は 雨と落雷で停電したそうだ

こんな時、エアコンに頼っていると 悲惨な状態

都会は土地が高くて仕方がないが 地方で余裕があるならば

できるだけ 原始的な 単純な 機械に頼らない工夫を 心がけたい

ドイツの女性建築家のAさんとは方法論は違うが

日本人も本来は 環境対応住宅が 当たり前であったのだが・・・!



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