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下町散歩

最近 はまっている 時代小説の主人公は 剣術はうまいが

身分やお金に執着がなく 浪人になって長屋に住んでいる というパターンが多い

小説の中なので ありえない設定もあるが

技術があって、人情もあるが いつもピーピーしているというところは

私たち 建築設計者と よく似ているなー とつくづく感じいる

小説に出てくる主だった場所の地図が掲載されているので  現在の地図と比較してみた

東京は江戸時代の地形や運河を利用して成り立っているので

幹線道路、川のかたちなどから 照らし合わせると なんとなくどのあたりかがわかる


隅田川を挟んで 東側 本所深川 は これらの小説の定番であるが

昨年から娘が そのあたりに住み始めたこともあり 興味がわいてきた

下町はいいけれど地盤が悪いから いいのかなー という不安はぬぐえないが、

たとえ西側の台地であっても 必ずしも安心できる場所との保障はない

あまり心配をしすぎると 今の東京では住む場所がない

どういう場所であるかの把握と、いざというときの心構えを持っておこうとしか言えない


まあ、深刻になるのは ちょっと おいて

せっかくなので 時代小説の世界を楽しもうかと思っている

隅田川は大川といわれていたが、 小名木川や仙台掘は今でも健在

永代橋や両国橋は 橋そのものは何度かつけ代わっているが名前は健在

今読んでいる小説の主人公の長屋を 現在の地図と照らし合わせると

新橋の裏 汐留あたりで 銀座あたりも 運河が多かった

ブラタモリの影響もあるが 道路が緩いカーブを描いていると

うん? これは川だったのだろうか と創造したりするが

まっすぐの道路は 運河の可能性が高いとか・・・

知ったかぶりをしながら あれこれ想像するのは 結構楽しい

今年は久しぶりに深川の富岡八幡宮や 深川不動、清澄庭園あたりを

ぶらついてみたいと思っている


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