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働き方改革について

11月26日日曜日、建築士会女性委員会の30周年記念事業がありました

単なるセレモニーはつまらないので これからの働き方のヒントになるような

ワークショプを企画しました

私はもうこのグループの現役ではありませんが 今回特別顧問(?)としての参加です

女性は子育てのあいだ どうしても仕事との両立が困難な時期があります

今までの男性中心の社会では 当然切り捨てられ 

それではいかんといろいろと取沙汰されていますが 現状はいかがなのでしょうか

若い会員で 育休明けで復帰したばかりで その現実に直面している会員がいます

彼女の悩みを聞いて先輩たちはどうやって切り抜けたのかを検証したくなりました

コメンテーターに 大学でダイバーシテイセンター長の先生が参加できることになり

いい感じでワークショップが開催されました

私のグループではこんな意見がでました

「時間が来たら さっさと帰ればいい、遠慮なんかいらない」

「堂々と権利を施行すればいい」 「人の目を気にしない」

「自分を大事にして、他人は勝手なことを言うから」  等々

人生をたくましく生き抜いてきた、また 生き抜いているおばちゃんは

こんなものです  どうも日本人は 人目を気にしすぎ だと痛感しました

その時は迷惑な存在であっても それが終われば 今度は 誰かを

サポートする側に回ればいいことで、常にそこで帳尻を合わせなくても

長いスパンで フォローすれば いいと 改めて感じ入りました

日本人はある意味潔癖で 完全主義者的なところがあるけれど

そういう人は他人に対しても許容力がなく、 厳しいです

とくに同僚の女性が 厳しいという声も聞こえました・・・

いずれにしてもこれからは 夫が働いて妻が家事をして という家庭は

レアケースになります

私の子供のころ、昭和30年代の日本の地方都市には 専業主婦という言葉は

無かったようです 周りの友達でも 自営業の人が多く そういうお母さんは

あまり記憶がありません

都市部で経済の高度成長、地方からの出稼ぎ、団地の出現  と

そういう方向に行きましたが また 昔のスタイルに戻るのですが

あの当時と違って地域のコミュニテイが貧弱になっているので

社会の仕組みで変えていくしか ないのでしょうね

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フィンランドで考えたこと

5月のフィンランド紀行は途中で止まったままです

夏、暑いやら落ち着かないやらで

はっと気が付いたら いつの間にか 秋の真っ最中

寒くなって またフィンランドを思い出した

というのもフィンランドに行く前 少し季節を後戻りした服を着ていたが

最近 寒くなってその頃の服を着るようになって 思い出したから?

少し時間がたって 忘れたこともあるけれど そのくらいの方が客観的に

考えられるかもしれない

フィンランドの人口は520万人位で国土面積は 日本より少し小さいくらい

ということは 愛知県の人口が700万人+ なので

愛知県人だけが 日本全土で暮らしている ということになる

ちょっと考えられないくらいの 低密度

ということは とっても人が少ないということなので

価値観が かなり違っている

鉄道などのインフラでも 駅に乗務員がほとんどいない

先ず、切符を確認しない 電車の中で車掌さんが切符を確認に来る

しかもこの切符 スマフォ画面だったり パソコンデーターをプリントアウトして

QRコードを読み取るだけだったりと  ものすごい省エネだ

路面電車でも 切符は車掌さんが売っているが 特に確認はない

ドイツやデンマークなどでもそうだったが

乗る前に日本のように 改札はなく いきなり電車に乗る

ずるしようと思えが いくらでもできるが ひとたび見つかったら

ものすごい罰金が課金されるらしい

ドイツでは それだけではなく 新聞にまるで犯罪者のように公表されるので

仕事のペナルティにもなるので みんなきっちり買っている そうだ

また、買い物もキャッシュレスがすごくて

現地の人は コーヒーやガムを買うのも すべてカード利用

銀行には行っていないが窓口が非常に少ないらしい

極力 人の配備を減らしている

人口の多い国では 働き口の為に 不要なところまで人を配備しているが

それは雇用の為に仕方ないようだ

ということは 人口が少なければ少ないように やり方を工夫すれば

なんとでもなるということ  頭では想像していても 現地で体験して

よくわかった   

また日本は人口減少をとても恐れているが それは GDPが下がるということ

らしいが、 人口が多いので総量では確かに多いが

効率は 悪いようだ

北欧の国の人々は 労働時間が少ない割に 一人あたりのGDPは

世界ランキングでみると 日本よりはるかに高い

今、ある会で女性の働き方について 研究を始めたが

無駄に長時間労働して 効率が悪い状況が よくわかる

此の辺りの改革は どうしたらできるのか 気が遠くなりそうだ







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