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本当に避難したあと どうなるの

東南海地震が 来るのではといわれて久しくなります

あちらこちらで その対策や勉強会に参加していますが

何時頃来るのか どのくらいの規模になるのか 学者たちの意見も

バラバラで よくわかりません

でも建築士として 何か地域に貢献できればと 数年前から

学区の女性会で 学習会を開催しています

私の住んでいる学区は高台にあり まず 津波の恐れは なさそうです

そういう意味では 危機感が少ないかもしれませんが

がけ崩れ は ありうると思います

昨年から企画して 今年の2月に開催した学習会は なかなか好評でした

名古屋大学の先生、区役所の担当者 土木の先生 と一緒に

避難場所に指定されている コミュニテイセンター が 

本当に避難場所になったときにどういうことが起こるのか  

みんなで考えてみよう という企画でした

HUG といわれる 避難所運営ゲームは一度行ったので

それを応用して現実にありうる 避難者を想定し、どう対応するか 話し合った

最初は 避難の途中転んで腕が上がらないという70代の男性 です

その次には 避難している20代のお母さんが 授乳したい と言ってきた

次に 犬を連れてきた人 水をあげたいと言っている・・・・

しかし、避難所の電気水道ガスは止まっています

さて みんなから どんな意見が出てきたのでしょうか?


けがをした人には先ずどこかで待機してもらい、タオルなどでぬれた衣類をふいて

看護師がいないか声を掛ける ・・たいてい医療関係者は いそがしいので

元看護師を探してみる そして バザー用の古着があるので 着替えを探してみる

寒くなるので 毛布をだして ソファーで休んでもらう  などなど

授乳をしたいお母さんには 適切な場所をさがしてみる

ペットはどこがいいか考えてみる  という風にすすんだ

防災訓練の時など 漠然と どこに避難するのか という話にはなりますが

実際にそうなったことを想定してみると

いろいろなことに気づきます  それがとても大切です

でも このエリアはそれほど避難者が出ないかも との意見もありましたが

名古屋の別のエリアで被災した人が 家族や親せきを頼って 来るかもしれない

と気づき、その場合は受け入れ側になって 助ける訓練も必要だね

そだね~  と 納得しました  

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