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お早う

テレビで 「お早う」 という 1959年の小津安二郎映画を見ました。

舞台は下町の 川の土手下にある5軒の建売住宅で

そこに住む普通の人々の 日常生活を描いたものです

ストーリーは淡々とした どこか のどかなものでしたが

驚いたのは その5軒の建売住宅の建て方です

最近の住宅はプライバシーを大切にするあまり

隣は何をする人ぞ  状態で

気楽でいい反面、近所の人との接点がなく さみしい

この50年以上前の住宅はまずデザインがしゃれていた

監督のセンスに感心したが当時のモダン住宅そのもの 

一度見ただけなのでじっくり間取りを観察はできなかったが

確か 玄関どおしが向かい合っていて

朝 子供が 学校に出かけるとき 向かいのおばさんに

「お早う」 と言っているシーンが たびたび出てくる


そういえば 今朝の金環日食を見ているとき

近所の奥さんや子供たちが 我が家のコンクリートの壁に映った

木漏れ日の 三日月型を 写真にとりながら キャーキャー 

特殊なメガネを持っていない人に 知人にもらった 

レントゲン用のフィルムを渡して また キャーキャー 

こんなことでもないと

なかなか近所の人と朝から接触することはない


そんななか この映画のことを思い出した


この映画は 山田洋二監督が選んだ

日本の喜劇50選 シリーズの1本

その前後にあった 植木等の 

ニッポン無責任時代 に出てくる

会社のインテリアや下宿先の住宅 など 興味深かった

50年くらい時間がたってみると

その後の住まいの進歩は はたして人間を幸せにしたのかどうか

疑問を感じるこの頃です



 

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