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梅ちゃん先生 さようなら

毎朝 ついつい見てしまう 梅ちゃん先生

最初はそれほど期待してなかったが なんだかんだと見てしまった

そして明日は最終回 

すっかり昭和30年代にタイムスリップしていたので ちょっと寂しい


梅ちゃんちとノブの家は戦災をうけた掘立小屋的な簡易な住まいを

数年後に建て替えた

はっきりした間取りは分かりかねるが

通りに面した工場と診療所の関係と 家との関係が つじつまが合わない気がする


まあ、ドラマだから 大目に見るとして

梅ちゃんちの縁側に面した庭とノブの家の裏側がつながっていて

両家は親戚になる前から

境界の塀を開けて 行き来し お互いの家にいとも簡単に出入りしている

こんな光景はいかにも作り物っぽいが

私が高校生まで過ごした実家も 実はこんな感じだった

梅ちゃんちとは逆で 隣が内科医院 我が家は町工場ではないけれど 小さな電気工事屋

台所の勝手口が隣の裏庭とつながり、裏から行き来していた

我が家はきっちり6時ころには夕ご飯だったけれど

隣は夜の診察を終えてからの食事なので8時過ぎと遅かった

台所同士で話をしたり、調味料を貸し借りしたり 

そんなことは日常茶飯事だった


幼いころは隣との境界は 排水用のどぶ溝で両脇が狭い通路になっていた

その裏道をとおってさらに別の家に出入りができた

垣根もいい加減で 隙間があったり 下から潜れたり ないも同然で

子供たちの格好の遊び場だった


この番組を見ているとそういう頃の思い出と重なってしまうが

最近思うのは この番組は

町工場や小さな診療所、家族経営の商売やなど

細々と真面目に頑張っている市井の人々の応援歌

戦後の町が落ち着き、大資本の病院や会社が出来てくると

こんな人たちにしわ寄せが来るようになったが

「がんばれ」と言っているようでじーんとくる


それはそのまま 今の厳しい時代を生きる 庶民への応援歌とも思える

私たち小さな設計事務所も同様で

小さくても心のこもった仕事をつづけ 町の人たちに貢献できるような存在であり続けたい













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