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住育って

家庭科の重要性がいわれているこの頃です

衣食住 という言葉が一般的なように

これらは家庭科教育の3本柱のはずですが 実際の現場はどうなっているのでしょうか


最近 「食育」 という言葉をよく聞きますが 先日思い当たる出来事がありました

30年以上ぶりに会った友人が子供のころから野菜嫌いだったとか

そのせいで今は 持病のデパート だそうです

こうなることを誰かがきちんと教えてくれていたら、もう少し頑張って野菜にも挑戦したのに

とこぼしていました

たとえ、それがわかっていたとしても 

人間だれしも若いころは自分が高齢者になるという想像ができないから たぶんだめでしょうね・・・



今年の初めに 「住育」 についてのセミナーがありました

自称 住育研究家の若いコピーライターによるものでした

私たち家づくりを仕事としている人間が話せば胡散臭くなるような話を

彼が話せばかなり説得力がありました

住宅を売って金儲けをしている人にはかなり耳が痛いけれど

長持ちする家を真面目にコツコツ設計している人には 

「そうだ」 「ありがとう よ」 と合いの手を打ちたくなる気分でした

一言でいえば 無垢の木 とプリント合板 の違い のような・・・

別の本で最近読んだものにも似たような記述があったが

日本もアメリカにならって個人で住宅を持つことを施策にし

そこにエネルギーを注がせることで 反逆を防止している とか

家を持ちたいという個人の夢を借りて どうも政策にはまっているらしいという怖い話

かといって家づくりに反対しているのではなく

もっと柔軟ないろいろな考え方があることを示唆しているのだが

家に関しての価値観が多様化し、変化している ということかもしれない

それは私たち家に関わる専門家も

もっと世の中の状況を踏まえながら 頭を柔らかくしなければ ということか

女性的な発想とも言えなくはないが・・・!



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