昭和なたてもの
連休中は込み合うので家で静かに過ごします
先週末 野暮用があったついでに 「江戸東京たてもの園」に行ってきました
前から一度行きたいと気になっていた場所ですが、東京都下の小金井市にあるので
よいしょ と頑張らなければ 行けない場所です
その日は しとしと 一日中雨でしたが そんな日は 入場者も少なくて
たてものをじっくり見るには ぴったりの 天候
一番の目的は西ゾーンの 前川國男の自邸
言わずと知れた 大御所建築家ですが 木造住宅というのは めずらしい
昭和初期、パリのコルビュジェ事務所で働いた後、弘前市でデビューしているが
この自宅はその10年後、昭和17年という 戦争の最中に作られた
材料や面積などに相当な制限があったにも関わらす、しかも東京都内で 戦火も浴びずに・・・
どこかのHPで写真を確認してください
シンプルな構成で力強く、今見てもちっとも古びていない
この1軒を見ただけでも 満足! と謙虚な気持ちで さて次は と
お隣を見たら これまた 塀とポーチがかわいくて しっとりした住宅
な なんと! 堀口捨巳のこれまた洋行帰りの第1作目の住宅
和洋折衷で 当時の構成主義の影響を受けたデザインが随所にみられるが
全体の印象としては 大正モダンな住まい この当時はやった中廊下型住宅であるが
のちの堀口のスタイルを知っているだけにそういう目で見てしまいますが
この当時から 生活に配慮した細やかさが随所にみられた
前川も堀口もこの後 日本を代表する建築家として活躍するが
初期の小住宅もなかなかの力量で 丁寧な設計姿勢が その後に続くのだなーと 感銘を受けた
この2作で十分なはずが 隣でまた素敵な住宅をみた
常盤台写真場 といわれている 昭和初期のモダンな写真屋付兼用住宅
常盤台は戦前の東京板橋で開発された住宅地で 田園調布とならぶ 優れた都市計画のまち
この住宅も 見どころ満載で しかも 大工さんの設計施工と聞いてさらに驚いた
ちょうど居合わせた ボランテイアガイドの建築家の方にいろいろ聞けて
その当時の建築のレベルもなんとなくわかった
・・・・・ とまあこんな具合で どこで ジ エンド になってもいいと思いつつ
雨にも負けず しっかり全体を網羅した
東ゾーンは さまざまな商店や風呂屋、居酒屋と並ぶ街並みが 楽しい
建築好きの人で 東京で時間を持て余したときは 是非行ってください
ただし、時間が十分あるときにしてください、消化不良になるので
今度は季節が違う時に 誰か 話し相手がいるときに
もう一度行きたい
名前の通り 東京近郊にあった 江戸から昭和にかけてのたてものが集められているので
わらぶきの農家や三井財閥の住宅、明治、大正の和風建築もありますよ
後世に残る建築が いったいどういうものか
はやりに流されず 施主の生活を見据え チャレンジ精神を持ちつつも
丁寧に 真摯に作る ということなのか・・・ まだまだ 頑張らねばと 反省 しきり
先週末 野暮用があったついでに 「江戸東京たてもの園」に行ってきました
前から一度行きたいと気になっていた場所ですが、東京都下の小金井市にあるので
よいしょ と頑張らなければ 行けない場所です
その日は しとしと 一日中雨でしたが そんな日は 入場者も少なくて
たてものをじっくり見るには ぴったりの 天候
一番の目的は西ゾーンの 前川國男の自邸
言わずと知れた 大御所建築家ですが 木造住宅というのは めずらしい
昭和初期、パリのコルビュジェ事務所で働いた後、弘前市でデビューしているが
この自宅はその10年後、昭和17年という 戦争の最中に作られた
材料や面積などに相当な制限があったにも関わらす、しかも東京都内で 戦火も浴びずに・・・
どこかのHPで写真を確認してください
シンプルな構成で力強く、今見てもちっとも古びていない
この1軒を見ただけでも 満足! と謙虚な気持ちで さて次は と
お隣を見たら これまた 塀とポーチがかわいくて しっとりした住宅
な なんと! 堀口捨巳のこれまた洋行帰りの第1作目の住宅
和洋折衷で 当時の構成主義の影響を受けたデザインが随所にみられるが
全体の印象としては 大正モダンな住まい この当時はやった中廊下型住宅であるが
のちの堀口のスタイルを知っているだけにそういう目で見てしまいますが
この当時から 生活に配慮した細やかさが随所にみられた
前川も堀口もこの後 日本を代表する建築家として活躍するが
初期の小住宅もなかなかの力量で 丁寧な設計姿勢が その後に続くのだなーと 感銘を受けた
この2作で十分なはずが 隣でまた素敵な住宅をみた
常盤台写真場 といわれている 昭和初期のモダンな写真屋付兼用住宅
常盤台は戦前の東京板橋で開発された住宅地で 田園調布とならぶ 優れた都市計画のまち
この住宅も 見どころ満載で しかも 大工さんの設計施工と聞いてさらに驚いた
ちょうど居合わせた ボランテイアガイドの建築家の方にいろいろ聞けて
その当時の建築のレベルもなんとなくわかった
・・・・・ とまあこんな具合で どこで ジ エンド になってもいいと思いつつ
雨にも負けず しっかり全体を網羅した
東ゾーンは さまざまな商店や風呂屋、居酒屋と並ぶ街並みが 楽しい
建築好きの人で 東京で時間を持て余したときは 是非行ってください
ただし、時間が十分あるときにしてください、消化不良になるので
今度は季節が違う時に 誰か 話し相手がいるときに
もう一度行きたい
名前の通り 東京近郊にあった 江戸から昭和にかけてのたてものが集められているので
わらぶきの農家や三井財閥の住宅、明治、大正の和風建築もありますよ
後世に残る建築が いったいどういうものか
はやりに流されず 施主の生活を見据え チャレンジ精神を持ちつつも
丁寧に 真摯に作る ということなのか・・・ まだまだ 頑張らねばと 反省 しきり
スポンサーサイト