旅の途中で

雨の予想が一日ずれ、天気予報を裏切ったうれしい誤算の日

10人ほどの団体で小さなマイクロバスを借り 若狭へ行った

同じ北陸でも 金沢周辺は新幹線景気に沸いているらしい が

西のはずれの 福井県若狭地方は 土曜日にもかかわらず 落ち着いていた

北陸自動車道を下りて 奥琵琶湖といわれる あたりを走ってついた先は

熊川宿  いわゆる鯖街道といわれる若狭湾から京都へ向かう

街道の途中にある旧宿場町

伝統的建造物群保存地区 にも指定されていて 街並みがよく残っていた

こういう街を歩くのは 本当に楽しいが 解説者がいたら もっと奥深く味わえただろうな と

少し残念になりながらも楽しんだ

かつて見たいくつかの伝建地区では 屋根の向きが一定の場合が多かったが

ここは平入りと妻入りが混在していた

一般的には軒先が道路に向いている平入りが多いが

伊勢の街並みは 伊勢神宮が 平入りなので 庶民の家は

妻入り つまり切妻型屋根の三角形が正面に見える方になっている


この熊川塾はどうしてなのか いろいろ考えてみた

平入りの場合は正面のデザインが大体似たような形になるが

妻入りの場合 妻側の三角形のデザインに工夫ができるので

バリエーションがあって 見飽きない

平入りの街並みの間に蔵がある場合は こういう形態になりがちかもしれないが・・・

京都との交流が多いので北陸というよりは畿内というイメージなのかもしれない

お昼はもちろん鯖寿司とおそばですが

このあたりは葛もよく取れるらしく 葛餅とお餅の代わりに葛の入った

ぜんざいが軽やかで美味だった

最近は台湾からの観光客が多く お食事処は てんてこ舞いだった

その後は 本堂と三重塔が国宝に指定されている

福井県では唯一の明通寺(みょうつうじ) に向かった

山の懐にある品格のある寺である

こういう山の途中にある寺は 階段やアプローチが

造形的で 工夫がされていて 興味深い

お寺の設計をすることはないが こういう傾斜地の外構の処理の仕方は

大いに参考になる

その後、小浜市内を抜けて若狭湾の遊覧船観光に向かうが

小浜のまちは ハウスメーカー らしき住宅が ほとんどみられず

落ち着いたいい雰囲気だった

海辺の街なので外壁には木を張ったものが多く 萩の街並みを思い出した

地元の大工さんと住み手が 風土気候を考えて工夫したスタイルが定着していて

まだこんなところがあることに 感動した


 
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