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高齢者の住宅を考える

ここ2年ほど 以前調査した高齢者住宅を 

もう一度考え直して、まとめなおす作業をしている

これらの住宅は全部で70件ほどあるが 決して特別な住宅ではない

3,40年前 ごく普通に 建てた あるいは購入した住宅で

住んでいる人が高齢化し それを何とか簡易なリフォームをしながら

あるいはそのまま住み続けているというものである

それらのプランを前に 仲間で あーでもない こーでもない と

まとめる糸口をさがしているのだが

なかなか共有のチェックポイントが見つからない

が 時間をかけて検討していると 徐々に 見えてくるものが出てくる

その一つに 玄関の近くに居室があるか ないか ということがある

ヘルパーさんや介護の人が 家庭に訪問してくれる場合

玄関近くに 居室があれば 訪問しやすいのではないか と 思いついたから

イギリスなどの一般的な住宅では 道路に面した場所に

シッティング ルーム と呼ばれる部屋があり

この部屋で高齢者は 通りを行き来する人をながめ

仮に外出できなくても街の様子、近所の人の動向を観察している と

海外の住宅に詳しい仲間に聞いた

アメリカの住宅によく見られる フロントポーチもそうで

玄関前の庇のある広いポーチ兼テラスで

揺り椅子に座って日がな一日過ごしている情景も 同様か・・・

日本でも 縁側などは 本来そうした機能も持ち合わせていたが

そういうのどかな光景をみることは ほとんどない

先日 メンテナンスの相談にこられた 10年前のクライアントから

いい話を聞いた

その方はお母さんと夫婦、子供という家族であるが

お母さんが高齢なので家の中で快適になるようにということが

大きな設計のポイントであった

敷地の関係もあり お母さんの部屋は 南側の日当たりのいい部屋ではなく

北側に作ったが 通りやアプローチに面した 玄関わきになった

その代り、部屋にはトイレ、洗面所をつくり、床暖も敷設した

そして浴室にも近いという配慮をしたが

2,3年前に亡くなるまで この部屋は大変気に入っていたそうです。

知らず知らず その家族やおばあちゃんのことを考えて一生懸命設計したことが

後日研究課題となっている 住みやすい高齢者の住まいに合致していたとわかり

溜飲が下がる思いであった








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