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マニアックな建築おたく

先日 建築士会の面白いセミナーに参加した

建築史関係の大学の先生と 設計事務所の主催者Oさんの二人トーク

設計者のOさんは面白い趣味がある

一般的に設計に携わっている人は いろいろな建築を見て歩くのは大好き

特に話題の建築に関しては  あれを見た  とか これを見た とか

ことあるごとに自慢しあっている

いかに多くの建築を見ているか、 遠くまで 海外まで行ったか  などが

バロメーターのようだ

そういいつつ  自分も そういうことは 大いに興味がある

最近は 話題のものや 新しいもの  というよりは  懐かしいもの に興味がある

古い、伝統的な街並み 京都 奈良  などを見て歩くのは もちろん以前からの

楽しみであるが  そういうものではなく  とりたてて有名なものではなく

普通に街にある ちょっと気になる建物 を  これはなかなかいいぞ  と目をつけることが

マイブームであった  が  この Oさんは  それが 半端ではない

徹底しているうえに そのジャンルが 広い  お見事としか 言いようがない

そして 今では 一般的なブームになっていることにも驚いた

そのなかで  廃墟ウオッチングというジャンルがあるが

その キング はなんといっても 軍艦島 らしい


最後に質問する機会があったのでこんなことを聞きました

私の周りの 建築関係の おじさんたちは なぜ そんなに廃墟がブームなの? 

という人が多いが  これは なぜでしょう?

なぜ 今 こんなに廃墟がブームなんですか?  というようなことを聞きました


その回答は こんな具合でした

もともと廃墟マニアはいるもの  で 今までは 点在していたが

スマホ などの SNS系で画像を上げると それが一気に拡散して

実は世の中には廃墟マニアがたくさんいるということに 気が付いたのではないか・・・

ははー  それは 想像できます。  しかし  そのマニアの多くが

30代から40くらいの 若い人たち というのは どういうことですか?


廃墟マニアの集まりには確かに そういう世代の人が多いが 実は 女性は

70代の方も結構いますよ  とのこと  おじさんもいるけれど  少ないらしい

そういう現象があることは よくわかりましたが なぜ おじさんが少ないのかが

まだすっきりしない  結局すっきりしないままであるが・・・

私なりの見解  は

建築関係のおじさんたちは それまでの仕事というのは

古いものを壊しては 新しいものを建てる  という ストーリーで何年もやってきた

なので 古いものでも建築的歴史的価値があるものは 当然保存することに意義はないが

どうでもいいものは 経済的 耐震的 維持管理的 に問題があり

とっとと 新しいものにしたほうが 世のためになる  という発想があるのか   ? 







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